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「人間禅」全国からの座禅修行を報告します
全国で座禅会を開催中!
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東京荻窪支部での一泊参禅会報告

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4月24・25日に東京荻窪支部で一泊参禅会を実施しました。

開催するかどうか迷いはありましたが、参禅の機会を無駄にはできないという思いから、コロナウイルス感染防止策を徹底・参禅の仕方も工夫した上で、担当師家に開催のお願いをし、結果的には開催できて良かったと思っています。

各支部道場で条件は異なるでしょうが、一つの参考にしていただければと思い、以下、参禅会の実施状況を報告いたします。

 

感染予防のための堂内でのマスク着用、手の消毒、うがいの励行、堂内での私語厳禁は当然のことですが、互いの接触を極力避けるために、原則宿泊なし、懇親会なし、朝のお茶会なしで、とにかく静座・参禅のみに徹底することといたしました。

 

また、東京荻窪支部は、本部道場や擇木道場と異なり、普通の民家を道場に使用しているため、静座場所としては、せいぜい14畳程度の広さしかありません。

そこで、一度に座る会場内の人数を5、6人以内に押さえるために、参禅回数を通常の2回から3回に増やした上で、事前に参加者に参加希望時間を聞きとることで参加人数を調整することとし、また宿泊を禁止したことから、翌朝の静座開始時間を遅らせることとしました。

具体的には、仝畍5時静座、6時参禅 6時30分静座、7時15分参禅 M眥7時30分静座、8時参禅というスケジュールでした。

 

参禅時には、老師にもマスクを着用していただいた上、拝座の位置をできるだけ老師から遠ざけるとともに、公案の拈呈は、原則として師家に声が届く程度の声にしました。

 

結果的に、勤務先からの指示や家庭内の事情から参加できない会員もいましたが、他支部会員も含めて6名が参加しました。

普段の参禅会より少ない人数ではありますが、みな真剣に参禅弁道することができ、あとから、参禅ができて本当によかったとメールをくださった会員もいらっしゃいました。

 

静座と参禅のみというシンプルな一泊参禅会で、懇親会がないのは少々寂しくもありましたが、他人との接触を極力避け、黙々と役位をこなしつつ、公案の工夫により一層専念することができたように思います。

 

さらに、土曜日午前9時からの静座会に最近参加されている新到者の方に対し、老師に時間をかけて面談していただくこともできました。

老師がおいでになるのが年4回の摂心のみでは、新到者の方に面談いただく機会が少なく、年数回の一泊参禅会の機会は大変貴重であり、そのような機会を持てたことも大きな収穫でした。

 

3月の摂心以後、東京荻窪支部会員が集まる機会はめっきり少なくなり、現在、毎週木曜日の荻窪剣道場は閉鎖となり、善福寺清明庵での毎週土曜日の静座会は、45分間の静座のみを継続しています。

その代わりに、静座会に参加できない会員同士で、毎日の静座時間をライングループで報告することもはじめています。

 

緊急事態宣言が5月末まで延長され、しばらく自粛生活が続くことになります。

一日も早い終息を願いつつ、これまでどおり、地域に根差した坐禅道場として、清明庵の門を開けておきたいと思っています。

  合掌  香水(東京荻窪支部) #参禅報告

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 20:23 | 東京荻窪支部 | comments(0) | - |
心配された摂心会、無事円了!(豊前支部)

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3月21日(土)より28日(土)まで第88回豊前支部摂心会が行われました。

世間を騒がせている新型コロナウイルスの影響で開催が懸念されましたが、幸いなことにこの辺りは罹患者も出ておらず、堂内の環境を整え、会員一人一人が衛生に気を付け、無事に八日間の摂心を終えることが出来ました。

いつもながら鎮西支部や山口支部会員の参加応援をいただき、静坐、作務に励みました。

道場回りも落成から20年経てば、ペンキの剥がれや傷みもかなり出てきていましたが、みんなの協力でとても綺麗になりました。

天気にも恵まれ、隠寮前の桜は、結制日はチラホラ咲き始めといったところでしたが、円了を迎えるころには満開に近く、会員たちの目を楽しませてくれました。

22日(日)の午後は小倉正五氏による「宇佐の古代仏教と禅について」という演題で講演して頂きました。

26日(木)の夜は中村進一氏による「泰国で感じた上座部仏教」の講演がありました。

入室する時の消毒や、堂内では座具の間隔を空け、無駄なお喋りをしないよう気を配りました。

講演に関しては、両者ともとても興味深いお話で、出席者一同真剣に聴き入りました。

何はともあれ、無事に終えられたこと感謝しております。

まだまだ新型コロナウイルスの先行きは見えてきませんが、それぞれが気を付け、早く終息することを願うばかりです。

豊前支部 #参禅報告

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 11:08 | 豊前支部 | comments(0) | - |
房総支部摂心会円了日の茶席(茶道部)

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房総支部の摂心会はコロナウイルス騒ぎがあって期間を短縮しての開催でしたが、好天に恵まれたせいもあってか、平生よりも寧ろ気合も入って、終わってみればなんのことはなく、「大変気持ちの良い摂心会であった」との円了垂示を頂いたほどでした。

 

円了日のお茶席は、名誉会員の裏千家准教授宮近先生とその社中が担当してくださいました。

前日お昼から夕刻までかけてお茶室内外の清掃、特に露地は念入りに、そこまでやられるのか! 小さな雑草までもなくなって見違えるほどになりました。 

お花、お軸の準備など万端整えられてご下山。

当日は6時前には入山され更に入念な準備の後、お茶席の時を待たれました。

 

 

コロナウイルスへの心配もあってご相伴にあずかられたのは5名。

亭主を務められたのは社中の一心居士。

私どもの道友でもあり何度かのお茶席で半東は経験済みですが亭主としては今回が初デビュー。

当初は流石に緊張のほどが伝わってきましたが点前の進むに従って滑らかに、しかもゆったりとして、きめ細やかな大変おいしいお茶を点てて下さいました。

 

【床飾り】

・軸:『一華開五葉』福寿院佐藤朴堂老師の墨蹟

・扇子:『令春』名誉総裁から贈られたもの

・香合:笠牛(かさぎゅう)交跡焼 手塚祥堂造

・花器:志野焼 緝熙庵老禅子御好み

・花:はなずおう(花蘇芳) と白玉絞椿 抱石庵老居士邸からの頂きもの

 

【お菓子】

「吉祥」  熱海・間瀬製 

岳南支部記念行事に参加の支部長のお土産

 

 

宮近先生及び社中はお茶席の後、朝食、作務、静座、参禅、円了茶礼そして記念撮影と通常の摂心会の日程を会員と一緒になってこなされ、最後に下山される老師に花束を贈呈されました。

宮近先生については、『禅』誌68号に支部便りとして「宮近邸での初釜」を掲載しましたのでご一読下頂けますれば幸いです。

  (房総支部#茶道部 #参禅報告

 

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 23:08 | 房総支部 | comments(0) | - |
【木蓮の摂心会】

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2020年3月4日〜8日愛知県知多半島の先っぽ南知多町にある

大宝寺もくれん会館に於いて摂心会が開催されました。

 

新コロナウィルス問題で開催が危ぶまれ、悩みましたが、こういう時こそ修行に専念すべきではないか?また日頃、結制茶礼(始まりの式)には「戸板に担がれてでも来い!と言われておる!」という先輩がたの指導(現代では通じないかも知れませんが)からすると…

「まだ戸板に担がれてないしな」という判断もあり(笑)開催に至りました。

 

「やります」という老師の一声は修行者にとっては大変ありがたく

遠路はるばる危険に晒されながらご指導にきてくださる老師の為にも例え1人でもやるぞ〜という強い信念のもと、いや、もしかして誰もこないんじゃね?来なくてもやるしかないよね?という諦めのもと(笑)迎えた摂心会。

しかし、ああ、しかし修行者って素晴らしい!木蓮も喜んで咲いちゃいそう!

「花つぼむ 木蓮の寺 道友(とも)集ふ」大剣

 

迎えた結制茶礼は人数こそ少ないものの皆さん顔を揃えて下さり、関西支部からも三重からも勿論豊橋、名古屋、そして岳南からの参加もあり少ない人数ながらも充実した摂心会でした。

 

「結制を迎えたら、もうそこからは外とは違う世界なんだよ」ととある老師が以前教えてくださいました。

 

坐禅、作務、参禅、道友たちと共に。

摂心会の最中はおしゃべりに花が咲いたり、賑やかだったりしません。

明るい穏やかな雰囲気を想像しておられる方もいるかも知れませんが、決してそうではありません。

もしかすると、ピリピリしている厳しい雰囲気に思われる方もいるかと。

その通り、厳しいんです!

だって集中しまくってますから、真剣ですから。

「参禅で 振られるごとに 咲く木蓮」春潭

 

でも、決して居心地が悪いわけではなく、雰囲気が悪いわけではなく(側から見ると悪そうに見えますが)仲が悪いわけではなく、みなさんお互いを信頼して励まし合って支え合って修行に励んでいるのであります。

「禅堂に 燈明(あかり)を灯す 白木蓮」滋樹

 

そんな厳しい修行期間の中で解き放たれちゃうのが懇親会。

この場は和やかに、賑やかに。

今回は急遽、「木蓮」をお題に俳句大会も。

↑貼り出された句を皆で選句中。

夜は更けて…

「木蓮と 禅堂照らす おぼろ月」龍雲

 

優勝者には知多禅会特別賞品『龍雲居士による本格マッサージ&鍼灸』

これまた素晴らしい、そして嬉しい賞品!

「縁切りの 風を見上げる 白木蓮」玉風

ハイ、マッサージしてもらいましたよ〜!気持ちよかった〜!

 

会場に使わせて頂いている大宝寺さんは木蓮が有名で別名もくれん寺といわれていて、なんと縁切り寺。

そして今時携帯の電波が届かないという珍しい場所。

日常を断ち切って修行に徹するのにはもってこいの場所です。

今年は暖かい日が続いたので例年より早く、まるで摂心会に合わせてくれたみたいに蕾がつき始め。摂心会中もこの季節には暖かい日が続き、

次々と蕾が膨らみ…

「咲き始め 怒涛の如く 白木蓮」春潭

 

↓参禅室横の窓から押し寄せるように木蓮の蕾たちが。

講演会は葆光庵老師のご紹介で松岡滋樹氏を迎え

『いつまでも豊かな人生を』と題し、松岡氏の豊かな知識と経験を語って頂き松岡氏のお人柄を表すような味わい深い人生を送るコツをお話し頂きました。

 

木蓮と共に過ごした4泊5日の三昧の日々。

世間ではコロナ騒動の中での開催でしたが、摂心会はいたって粛々と営まれました。

いつもながら濃い毎日でしたが、体調を崩した方もなく無事円了できました。

コロナ騒動も早く落ち着いてほしいものです。

 

願いを込めて

「世の騒ぎ 白木蓮に 収束す」芳光

次回知多禅会の摂心会は6月24日〜28日の予定です。

是非知多半島へお越しください。

 

↓最後にお茶席でのいちご大福

それではまた。

合掌

 知多禅会 河口玉風 #参禅報告

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 09:25 | 知多禅会 | comments(0) | - |