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2020.09.11 Friday

「夏はいかにもすずしきように」有楽流茶道部稽古

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房総道場での有楽流茶道部稽古 令和2年8月30日

 

房総道場8月最後の日曜日です。30度を超す猛暑は相変わらずですが一点の雲もない天はあくまで高く、眼を転じてみれば庭には沢山の落葉が散らばっています。暑さのせいもあるのでしょうが秋は確実にそこまで迫っていることを教えているかのようです。

今日は先生ご持参のガラス器を使って冷茶での稽古です。先生のご意向で、日曜座禅会参加の諸氏に冷茶を味わっていただきたいとの趣旨です。稽古の前に座禅会を終わられた支部長以下5名及び野菜を届けて下さったS禅子に二服づつ差し上げました。当道場の井戸水は夏は特に冷たく美味しいとの定評ですが、自家製の氷を加えて一層つめたくし、厳しい酷暑で乾いた喉を「駆けつけ二服」で潤していただきました。

「夏はいかにもすずしきように」を演出するガラス器のかずかず。

ひとかけらの氷でも落とせば更に涼感を増したでしように、と反省しております。

お菓子は先生ご持参の「黄粉と胡麻だれの蕨餅」で、冷茶と空腹にピッタリでした。花は道場杉林からの「藪茗荷」をさしました。

本日の生徒は新人の二人でしたので二セットの茶道具を並べての並行授業でした。10時過ぎから午後2時過ぎまで、休憩らしき休憩もなくミッチリのお稽古で、軸の「常在霊鷲山」(磨甎庵老師墨蹟)を偲ばせる真剣な稽古でした。

「次回は9月13日ですね」と確認してそれぞれ帰途に就かれました。ご苦労様でした。

沖野元禮(房総支部)  #茶道部

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