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2020.07.08 Wednesday

「気付きの4日間」 横浜支部 第23回摂心会

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令和2年6月18日(木)〜21日(日)、千鈞庵総裁老師のご指導の下、横浜支部第23回摂心会が厳修されました。

初日に進級式および職分任命式、最終日に入会式と禅林居士追憶尋思の読経が行われ、喜ばしい事に、初関を透過された方がいらっしゃいました。

私は、初めての役位も兼務させて頂いたことで多くの気付きがありました。

 

その最たるは、「もっと主体的になろう!」です。

 

これまでの自分を振り返ると、先輩方の役位を積極的に覚えようという意識は働きませんでしたし、作務の工夫と言っても、合理性との兼ね合いが分からず、思考停止することも多々ありました。

まだよく分からない人間禅、摂心会という場で間違えない為に、自分で判断しないことを無意識に決めていたのかもしれません。

その結果、今回諸々の優先順位を決められず、先輩方のお時間を奪ってご指示を仰がざるを得ませんでした。

 

この摂心会中、支部長が何度か「自分で考えなさい。」と言ってくださいましたが、私は最後まで頭を切り替えられないままでした。

きっと心理学のジョハリの窓でいえば、(今回の摂心会に限らない)この私の状態は、「盲点の窓(自分は知らないが他人は知っている自己)」だったのだろうと思います。

 

以前、ある方が私に「色々な人がそれぞれ違うことを言うかもしれないが、全ては自分の為に言ってくれているのですよ。受け取る自分の心次第です。」と教えてくださいました。

そのときは、逆らわない感謝の心で頂いた事を実行したらいいのかなと思いましたが、いまはその先の行動が主体的でありたいと願い、自他にとらわれず、その場全体を感じられる心でありたいなぁと思っています。

 

「平生普段の座り方の深さが足りない。一日一炷香がどれだけ深くできているか。」 円了茶礼のご垂示が、身に染みた摂心会となりました。

  翠玉 (横浜支部) #参禅報告

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