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【木蓮の摂心会】

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2020年3月4日〜8日愛知県知多半島の先っぽ南知多町にある

大宝寺もくれん会館に於いて摂心会が開催されました。

 

新コロナウィルス問題で開催が危ぶまれ、悩みましたが、こういう時こそ修行に専念すべきではないか?また日頃、結制茶礼(始まりの式)には「戸板に担がれてでも来い!と言われておる!」という先輩がたの指導(現代では通じないかも知れませんが)からすると…

「まだ戸板に担がれてないしな」という判断もあり(笑)開催に至りました。

 

「やります」という老師の一声は修行者にとっては大変ありがたく

遠路はるばる危険に晒されながらご指導にきてくださる老師の為にも例え1人でもやるぞ〜という強い信念のもと、いや、もしかして誰もこないんじゃね?来なくてもやるしかないよね?という諦めのもと(笑)迎えた摂心会。

しかし、ああ、しかし修行者って素晴らしい!木蓮も喜んで咲いちゃいそう!

「花つぼむ 木蓮の寺 道友(とも)集ふ」大剣

 

迎えた結制茶礼は人数こそ少ないものの皆さん顔を揃えて下さり、関西支部からも三重からも勿論豊橋、名古屋、そして岳南からの参加もあり少ない人数ながらも充実した摂心会でした。

 

「結制を迎えたら、もうそこからは外とは違う世界なんだよ」ととある老師が以前教えてくださいました。

 

坐禅、作務、参禅、道友たちと共に。

摂心会の最中はおしゃべりに花が咲いたり、賑やかだったりしません。

明るい穏やかな雰囲気を想像しておられる方もいるかも知れませんが、決してそうではありません。

もしかすると、ピリピリしている厳しい雰囲気に思われる方もいるかと。

その通り、厳しいんです!

だって集中しまくってますから、真剣ですから。

「参禅で 振られるごとに 咲く木蓮」春潭

 

でも、決して居心地が悪いわけではなく、雰囲気が悪いわけではなく(側から見ると悪そうに見えますが)仲が悪いわけではなく、みなさんお互いを信頼して励まし合って支え合って修行に励んでいるのであります。

「禅堂に 燈明(あかり)を灯す 白木蓮」滋樹

 

そんな厳しい修行期間の中で解き放たれちゃうのが懇親会。

この場は和やかに、賑やかに。

今回は急遽、「木蓮」をお題に俳句大会も。

↑貼り出された句を皆で選句中。

夜は更けて…

「木蓮と 禅堂照らす おぼろ月」龍雲

 

優勝者には知多禅会特別賞品『龍雲居士による本格マッサージ&鍼灸』

これまた素晴らしい、そして嬉しい賞品!

「縁切りの 風を見上げる 白木蓮」玉風

ハイ、マッサージしてもらいましたよ〜!気持ちよかった〜!

 

会場に使わせて頂いている大宝寺さんは木蓮が有名で別名もくれん寺といわれていて、なんと縁切り寺。

そして今時携帯の電波が届かないという珍しい場所。

日常を断ち切って修行に徹するのにはもってこいの場所です。

今年は暖かい日が続いたので例年より早く、まるで摂心会に合わせてくれたみたいに蕾がつき始め。摂心会中もこの季節には暖かい日が続き、

次々と蕾が膨らみ…

「咲き始め 怒涛の如く 白木蓮」春潭

 

↓参禅室横の窓から押し寄せるように木蓮の蕾たちが。

講演会は葆光庵老師のご紹介で松岡滋樹氏を迎え

『いつまでも豊かな人生を』と題し、松岡氏の豊かな知識と経験を語って頂き松岡氏のお人柄を表すような味わい深い人生を送るコツをお話し頂きました。

 

木蓮と共に過ごした4泊5日の三昧の日々。

世間ではコロナ騒動の中での開催でしたが、摂心会はいたって粛々と営まれました。

いつもながら濃い毎日でしたが、体調を崩した方もなく無事円了できました。

コロナ騒動も早く落ち着いてほしいものです。

 

願いを込めて

「世の騒ぎ 白木蓮に 収束す」芳光

次回知多禅会の摂心会は6月24日〜28日の予定です。

是非知多半島へお越しください。

 

↓最後にお茶席でのいちご大福

それではまた。

合掌

 知多禅会 河口玉風 #参禅報告

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 09:25 | 知多禅会 | comments(0) | - |
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