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身についたのはしぶとさ!

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自身の定力の弱さに思い至って、量的にもしっかり座る必要を感じ、この際皆さんにもお声を掛けて一緒に座る機会を作ろうと始めた「坐10−5」も、早1年が過ぎました。

そこで、感じたことを少し書いてみたいと思います。

 

先ず、1日の坐の時間の組み立てですが、毎回工夫しながら試してきた結果、1年目にして丁度良い形が出てきたようです。(固定ではなく、回ごとの直日にお任せしますが。)

今回は以下の通りでした。

 

10時〜12時・・読経(開教の偈・般若心教)経行をはさみ坐50分2回

12時〜 1時・・昼食休憩

1時 〜 3時・・経行をはさみ坐50分2回 休憩10分

3時 〜 5時・・経行をはさみ坐50分2回 読経(観音経の偈・四弘誓願文)

5時 〜 6時・・坐終了後、茶話会自由参加

この間 体調、都合に合わせ途中入退場自由。各々座に専念することを旨とする。

 

さて、こうして長時間座ることを定期的に続ける中で何が自分の中で変化してきたかというと、坐に対するしぶとさです!

そんな事かと思われそうですが、これが案外大事だなと思うこの頃です。

 

先ずは、調身の工夫で力みが取れてきたこと。

きっと何年か続けてきたことによって座禅にふさわしい筋力が付いて来たからかもしれませんが、ずっと違和感のあった鎖骨周辺の詰まった感じを無くすことができました。

意識的にみぞおちの力を抜き、肩の力が抜けていく感覚を覚えさせて、腕の重みでなで肩になって行くような感じを掴みます。

肋間筋の柔軟な膨らみと縮みが背筋に及び、「背筋( はいきん ) の喜び!」と勝手に呼んでいるのですが、背筋と胸郭から下腹部まで胴体全体が一本の太い幹になったような、どっしりと安定した感覚が得られます。

そうすると調息の段階で、自ずと呼吸も静かに滑らかに深く、楽にできるようになりました。

その結果調心も、心を一か所に留めて置くことが容易になりました。

それまでは、集中するには鼻先が良いのか、指先か、法界定印の上か、臍下丹田は一体どこ?等々いつの間にか身体中に意識を巡らせてみたりと、心が定まらずウロウロして全く集中どころの騒ぎではない事が多かったのです。

 

このような工夫は、日々の一炷香の中でもできるものですが、私の場合時間の制約があったり、集中力が切れて、もういいかと途中で止めてしまったりと、納得するまで工夫しきれないものでもありました。

それが、この六炷香を続ける中で忍耐力が付くというか、逃げられない結果というか?眠さや雑念に襲われながらも工夫を続けて行く内に、明らかに呼吸の質の変化を自覚するようになりました。

そして現在も日々発見があり楽しみながら工夫を続けています。

 

今回の六炷香も眠さや雑念に襲われましたが、午後の少し日も傾き出した頃には、グングン集中が深くなり、いつか黄昏の中で只、息だけの世界が出現しました。

あと何時間でも座って居たい気持ちだったのですが、残念ながら時間切れ!

充足感に満たされ、有難さに包まれた一日になりました。

 

三月は、コロナウイルスの関係で止むを得ず中止となりましたが、4月1日は是非開催したいと思って居ます。

一日も早い終息を祈ります。

 

皆様、しぶとく坐の工夫を重ねる良い機会となります。

是非ご参加ください。

また、一炷香でも構いません。

ご都合に合わせおいでください。

お待ちしております。

妙玲 拝(東京支部)

posted by 全国で禅の修行(座禅会)やってます | 21:05 | 東京支部 | comments(0) | - |
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